双極性障害の処方について語った渡部先生の記事が掲載されました

「うつ症状のある成人患者にラモトリギンを小児用量で処方」と題した渡部芳徳先生の記事が、『日経ドラッグインフォメーション2020年9月号』(日経BP)に掲載されました。

副作用が出た場合の早期対応が目的

薬局の薬剤師向け情報誌『日経ドラッグインフォメーション2020年9月号』(日経BP)の「医師が語る処方箋の裏側」に、「うつ症状のある成人患者にラモトリギンを小児用量で処方」と題した渡部芳徳先生の記事が掲載されました。

発症から何十年も経過し、再発を繰り返している場合、実はうつ病ではなく双極性障害であることが少なくありません。そうした患者さんに著効することが多いのがラモトリギンです。しかし同薬は、副作用に注意を要します。

そこで市ヶ谷ひもろぎクリニックでは、副作用が出た場合の早期対応を目的として、まずは小児用5mgから処方し、様子を見ながら徐々に増量していく処方をしています。この処方の工夫について、症例を交えて、わかりやすく、詳しく紹介してます。

記事では、薬剤師の重要性についても言及しています。当クリニックでは、適切な対応ができるよう、医師と薬局の薬剤師が日頃から連携しています。今後も、患者さんが安心して薬を服用し、治療に専念できるよう、努めてまいります。