「発達障害」精神科デイケアのプログラム

生きづらさを乗り越えるスキルを学びます

発達障害の方の中には、大学進学や就職など、新しい環境への変化に対する適応・対処に困難さを感じ、精神的、社会的に問題を抱え苦しんでいる方がいます。市ヶ谷ひもろぎクリニック精神科デイケアでは、そのような方を対象にした「発達障害」プログラムを用意しています。

プログラムは、昭和大学発達障害医療研究所によって開発されたプログラムを採用しています。プログラムの中心は、コミュニケーション入門です。人と上手に関わるスキルを身につけたい、自分自身を理解したい、自分の思いを伝えられるようになりたい…。そんな思いを実現させるためのコミュニケーションスキルを学びます。

プログラムに参加して、同じような悩みを抱えている仲間に出会えることは、大きなプラスになります。プログラムの中でお互いの悩みを共有したり、生きづらさを感じた時に各々が行っている対処法や工夫について情報交換し合ったり。プログラムの時間は、共に学んでさまざまなスキルを身につけながら、自分についての理解も深めていく時間でもあります。

「発達障害」プログラムでは、グループで学んだことを日々の生活の中でも実践していけるように、ウォーキング、卓球、ゲームなどを通して、人とのやりとり、コミュニケーションを日常の中にも取り組めるようにしています。

信頼のプログラム

昭和大学発達障害医療研究所は、発達障害に関する幅広い臨床研究を行っている、国内最大規模の専門機関。「発達障害」プログラムは、この研究所が開発し、実際に行っている専門性と信頼性の高いプログラムを採用しています。

二種類のプログラム

ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)対象のコミュニケーション入門(週1回全20回)と、ADHD(注意欠陥・多動性障害)対象ADHDプログラム(週1回全12回)があります。

仲間がいる重要性

生きづらさを感じる発達障害の方にとって、仲間はとても重要。社会生活を送るうえでどのような対処や工夫を行っているのか、具体的な考えや体験談が聞けることは、自身のスキルアップや理解につながります。

主なプログラム

市ヶ谷ひもろぎクリニック精神科デイケアの「発達障害」プログラムでは、
次のプログラムを通してさまざまなことを学びます。

コミュニケーションプログラム

相手との良い関係を築く上で基本となるあいさつに始まり、会話を続けるポイントなども学習します。アサーティブなコミュニケーションをロールプレイを通して学び、日々の生活でも実践できるコミュニケーションスキルを身につけていきます。

心理教育

日々の生活を過ごしやすくするために、自身の特徴をよく理解することは大切です。発達障害について学び、自身の特徴についても考える機会をもちます。自己理解を深めると共に、仲間との意見交換を通して、生活しやすくするためのヒントを見つけます。

ディスカッションプログラム

テーマにそって自身について考え、グループで話し合います。自分の考えを伝えると共に仲間の考えやアイディを聞くことで、自分では気づかなかった新たな視点やアイディアを共有することができます。

まずはお電話ください

「発達障害」プログラムでは、ASDの方を対象としたプログラムと、ADHDの方を対象としたプログラムをご用意しています。
興味のある方、また、利用に際して疑問や不安、悩みなどお困りのことがある方、まずはお電話にてお問い合わせください。