渡部芳徳医師が「フレイル」について解説。Webサイト「医療プレミア」にて配信

毎日新聞の有料Webサイト「医療プレミア」にて『人生の筋トレ術/「まさかの転倒」筋力低下中高年に潜むワナ』と題した渡部芳徳医師のインタビュー記事が配信されました。今回は、健康寿命を縮める「フレイル(虚弱)」についてお話しいたしました。

毎日新聞「医療プレミア」
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20190612/med/00m/100/003000c

健康寿命を縮める「フレイル」

2019年5月13日に毎日新聞の有料Webサイト「医療プレミア」にて『人生の筋トレ術/「やる気を失った」中高年男性が再び頑張れる方法』と題したインタビュー記事が配信されました。今回はその後編『「まさかの転倒」筋力低下中高年に潜むワナ』。テーマは健康寿命を縮める「フレイル(虚弱)」についてです。

「健常」と「要介護」の中間レベル

フレイルとは、加齢により活力が衰えさまざまな不具合が生じる症候群のこと。具体的には、筋力低下などをきっかけに活動量が減って気力、体力が落ち、外出や日常生活がままならなくなった状態を指します。「健常」と「要介護」の中間レベルにあたり、放置すれば寝たきりになるなど、健康状態がさらに悪化します。しかし、早期に手を打てば、予防も改善も可能です。

テストステロンの低下が原因のひとつ

フレイルを引き起こす最大の要因の一つは筋肉の衰えであり、男女ともに起こりうるのですが、男性の場合は男性ホルモン、テストステロンの減少が関わっていることが多いとされています。
市ヶ谷ひもろぎクリニックでは、テストステロンの低下が引き起こす代表的な症状である男性更年期障害の治療を行っており、フレイルにも長年注目し、予防指導や治療を行っています。そこで今回は、フレイルを中心にお話しをさせていただきました。