うつ病と双極性障害に対する鍼治療の効果に関する論文が掲載されました

市ヶ谷ひもろぎクリニックでは以前より、東京有明医療大学と協力し、うつ病と双極性障害に対する鍼治療の効果を研究してきました。この度、その研究成果が論文という形になり、全日本鍼灸学会雑誌に掲載されました。

うつ症状の軽減に有用で

市ヶ谷ひもろぎクリニックでは、精神科としては早くから鍼治療による効果に注目。この度、東京有明医療大学との共同研究により、うつ病と双極性障害の標準治療に鍼治療を追加することは、うつ症状の軽減に有用であることが証明され、論文発表となりました。

東京有明医療大学と共同研究

論文は「うつ病と双極性障害うつ状態に対する標準治療による助走期間を考慮した鍼治療3ケ月の上乗せ(add-on)効果と持続効果:過去起点型コホート」と題した、当クリニックの渡部芳徳医師と、東京有明医療大学大学院保健医療学研究科保健医療学専攻鍼灸学分野、東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科の先生による共著。全日本鍼灸学会雑誌2019年第69巻2号に掲載されました。