男性更年期障害に焦点を当てた講演会を行いました

男性更年期障害に焦点を当てた講演会を行いました

男性更年期障害に焦点を当てたうつ病治療についての講演会を長岡にて行いました。医療関係者を中心にご聴講いただいたのですが、「ぜひうちでも、うつ病の治療に男性更年期障害の治療を取り入れていきます」という前向きな反応をいただくことができました。

「長岡でもぜひ講演を」とオファーを受けて

2019年3月1日新潟県長岡市にて、「性差を考慮したうつ病診療~更年期障害に焦点を当てて~」と題した講演会を行ってきました。この演題は、以前、第15回日本うつ病学会総会のシンポジウムにて発表したものなのですが、それを見ていた今回の講演会担当者より「ぜひ同じ講演を長岡でも行ってほしい」とのオファーを受け、長岡で行うこととなりました。

うつ病の治療に男性ホルモンの測定を取り入れて

40才以上の軽症うつ病の男性患者さまの場合、うつ症状の原因がテストステロンの低下、つまり男性更年期障害の場合があるので、ぜひテストステロンを測定して治療を行うべきである、というお話をさせていただきました。聴講していたのが医師や看護師など、医療関係者が中心だったのですが、「いままで男性更年期障害という概念がほとんどありませんでした。今回の講演を聞いて、その重要性を十分に理解しました。今後はぜひ取り入れていきます」という前向きな反応をいただくことができました。