過活動膀胱の困りごとは早期治療でコントロールできる

これって、過活動膀胱!?

過活動膀胱は、頻繁な排尿や急な尿意、尿漏れなどの症状を引き起こす疾患です。これらの症状は、日常生活に支障をきたすことがあります。

トイレが近い

1日に8回以上、トイレに行きたくなる(頻尿)。

急な強い尿意

突然強い尿意を感じ、トイレに駆け込みたくなる(切迫感)。

何度もトイレに起きる

夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)。

漏れる

強い尿意を我慢できずに、漏れしてしまう(切迫性尿失禁)。

過活動膀胱って、どんな病気?

過活動膀胱(OAB: Overactive Bladder)は、膀胱が過剰に活発に働き、尿意が急に強く感じられる状態を指します。この状態では、膀胱が尿を蓄える能力を超えて収縮するため、頻尿や尿漏れなどの症状が現れます。

神経と筋肉の過剰反応で起こる

膀胱の異常収縮により強い尿意を感じる

過活動膀胱の症状は、膀胱の神経と筋肉の働きが過剰に反応することによって起こります。通常、膀胱は、尿をためている間はリラックスし、排尿時にだけ収縮します。しかし過活動膀胱では、神経の過剰な反応が原因で、膀胱の筋肉(排尿筋)が異常に収縮してしまいます。これにより、尿をためている間でも強い尿意を感じ、頻繁にトイレに行きたくなったり、急に強い尿意を感じて我慢できなくなったりするのです。

上に掲げた症状は、どれも過活動膀胱が疑われます。これらの症状は日常生活に支障をきたし、睡眠不足や社会的な不安を引き起こすだけでなく、放置するとさまざまな健康リスクにつながることがあります。「ちょっと気になる」くらいの段階で相談することで、症状の進行を抑え、快適な生活を取り戻すことができます。

主な原因は加齢による膀胱の機能低下

ただし、総合的な視点で原因を探ることが重要

過活動膀胱の原因はさまざまで、必ずしも1つに絞れるわけではありません。主な原因には、加齢による膀胱の筋肉や神経の機能低下があります。年齢と共に膀胱が過敏になり、尿意を強く感じやすくなります。また、神経系の異常も関与することがあり、脳卒中やパーキンソン病、脊髄損傷などの神経疾患が過活動膀胱を引き起こすことがあります。さらに、尿路感染症や膀胱炎、過去の手術なども影響を与えることがあります。ホルモンの変化も影響し、特に閉経後の女性に多く見られます。生活習慣や肥満も一因となることがあるため、総合的な視点で原因を探ることが重要です。

年齢のせいと諦めずに早めの受診を

症状をコントロールして快適な生活を

過活動膀胱になると、さまざまな「困りごと」が日常生活で表れるようになります。早めに受診し、正しい診断と治療を受けることで、症状を軽いうちにコントロールして「困りごと」を避けることができます。「年のせい」とあきらめず、早期の対処で快適な生活を守りましょう。

・放っておくと、頻尿や尿漏れが徐々に悪化し、生活への影響が大きくなっていきます。早期に治療すれば、軽い段階でコントロールが可能です。

・外出や睡眠、人付き合いに支障をきたす前に対応することで、日常生活のストレスや不便を減らし、心身の健康を保てます。

・尿の悩みはデリケートな問題で、放置することで自己否定感やストレスが増えやすく、精神的な負担も大きくなります。

・過活動膀胱と思っていたら、実は膀胱炎や神経の病気、糖尿病などが隠れていることも。早めの受診で、正しい診断と治療が受けられます。

過活動膀胱の検査と治療について

活動膀胱の検査法と治療法は、症状の程度や原因を見極めて適切な対処をするためにとても重要です。症状に合った治療を受けることで、生活の質を大きく改善できます。気になる症状があれば、早めの相談をおすすめします。
膀胱や尿道の状態を詳しく調べる

過活動膀胱の検査では、まずは1日の排尿回数や尿漏れの有無など、症状の詳しい内容や生活への影響を問診で確認します。尿検査では、尿路感染症や血尿など、他の病気がないかを調べます。さらに、超音波検査(エコー)で膀胱内に残った尿の量を測ったり、尿の勢いを見る「尿流測定」なども行われます。これらの検査で膀胱や尿道の状態を詳しく調べ、適切な治療につなげていきます。

治療は生活習慣の見直しから

過活動膀胱の治療は、まず生活習慣の見直しから始まります。カフェインやアルコールの制限、水分のとり方の工夫、トイレを我慢する「膀胱トレーニング」などが効果的です。次に、膀胱の働きを穏やかにする薬を使い、尿意のコントロールを助けます。また、骨盤底筋を鍛える体操も排尿トラブルの改善に役立ちます。それぞれ症状に合った治療で、快適な生活を目指せます。

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