前立腺肥大症(BPH)を治そう!早めの受診で安心を

これって、前立腺肥大症!?

前立腺肥大症(BPH)は、主に中高年の男性にみられるごく一般的な変化です。年齢とともに前立腺が少しずつ大きくなり、排尿に関するさまざまな症状があらわれることがあります。

トイレが近い

トイレに行く回数が多くなった(頻尿)、何度もトイレに起きる(夜間頻尿)

がまんできない

急に強い尿意を感じ、我慢が難しくなることがある(尿意切迫感)

出づらい

尿が出にくい、出始めるまでに時間がかかる(排尿困難)

勢いが弱い

尿の勢いが弱くなり、線が細くなった

スムーズに出ない

尿が途中で止まったり、断続的にしか出ない

残尿感がある

トイレ後も「まだ残っている感じ」がする。

漏れる

トイレ後に尿がポタポタと漏れ続けることがある(排尿後滴下)

前立腺肥大症って、どんな病気?

中高年の男性に多く見られる前立腺肥大症は、加齢とともに前立腺が大きくなることで起こる病気です。排尿トラブルを引き起こすだけでなく、放置すると腎臓などに悪影響を及ぼすこともあります。早めの理解と対策が、快適な毎日を取り戻す鍵になります。

原因は加齢、遺伝、生活習慣

ホルモンバランスの崩れで前立腺が大きくなる

前立腺肥大症の主な原因は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の変化です。加齢とともにテストステロンが減少し、そのバランスが崩れることで前立腺が大きくなり、尿道を圧迫します。遺伝的要因も関与しており、家族に前立腺肥大症の人がいるとリスクが高まります。また、肥満や運動不足、食生活の乱れも発症や進行に影響を与えることがあります。これらの要因が複合的に作用し、前立腺肥大症が引き起こされると考えられています。

上に掲げたさまざまな症状は、どれも前立腺肥大症が疑われます。症状は個人差があり、「年のせいかな」と見過ごされがちですが、放置するとさまざまな健康リスクにつながることがあります。早期の発見と治療が大切です。

早期発見と治療でリスクを回避

適切な治療で症状も生活の質も改善できる

前立腺肥大症は、身体的、精神的、社会的な側面で生活の質を大きく低下させる可能性があります。しかし、適切な治療を受けることで、症状を軽減し、生活の質を改善することができます。早期の発見と治療が重要です。

発症における主なリスク

・頻尿と夜間頻尿
頻繁なトイレの使用や夜間頻尿が続くと、睡眠不足や日中の疲れを引き起こし、仕事や日常生活に集中できなくなります。夜中に何度も起きるため、睡眠の質も低下します。

・外出や旅行の制限
トイレが気になり、長時間の外出や移動が億劫になります。これにより、社交的な活動や趣味が制限され、孤独感を感じることがあります。

・精神的なストレス
排尿に関する不安や尿漏れの心配から精神的なストレスが増加します。外出先での不安や、他人に知られたくないと感じることが負担となります。

・性生活への影響
排尿に関する問題が性生活に影響を与え、尿意や尿漏れが原因でパートナーとの関係が疎遠になることがあります。

・身体的な健康リスク
排尿困難が続くと、尿路感染症や膀胱結石、腎臓への影響が高まり、追加の健康問題が生活の質をさらに低下させます。

前立腺がんとは異なる病気

PSA検査で両方の検査が可能

前立腺肥大症(良性前立腺肥大症)から直接前立腺がんに進行することはありません。両者は異なる病気であり、前立腺肥大症は前立腺が良性に大きくなる現象で、がん化とは関係がありません。

しかし、前立腺肥大症を持つ人が年齢を重ねることで、前立腺がんのリスクも高くなるため、両者が同時に存在することはあります。前立腺肥大症の患者でPSA(前立腺特異抗原)値が高くなることがあり、この場合、前立腺がんが疑われることもあります。PSA検査を通じて前立腺がんの早期発見が重要です。

前立腺肥大症の検査と治療について

前立腺肥大症の検査と治療は、症状を改善し、生活の質を向上させるために重要です。検査では、問診や血液検査、超音波などを用いて前立腺の状態を確認し、適切な治療を行います。治療方法には薬物療法や手術があり、症状の進行具合に応じて選択されます。
PSA値でがんの可能性もチェック

前立腺肥大症の検査は、まず症状の問診から始まります。医師が尿の回数や排尿困難などの症状を聞き、次に直腸診(DRE)で前立腺の大きさを確認します。血液検査では前立腺特異抗原(PSA)を測り、がんの可能性もチェックします。さらに、超音波で前立腺の大きさを確認し、尿流量測定で排尿状態を評価します。場合によっては、膀胱内圧測定や尿検査も行い、詳しく診断します。これらの検査結果を基に、最適な治療方法を決定します。

第一選択は、薬物療法

前立腺肥大症の治療は、まず薬で症状を和らげます。尿が出にくい場合、薬で前立腺を縮小させたり、尿の流れを良くすることができます。症状がひどくなると、手術が必要になることもあります。手術では、尿道を圧迫している部分を取り除いたり、レーザーで治療する方法があります。生活習慣の改善も大切で、適度な運動や食事の見直し、寝る前の水分を減らすことが役立ちます。

私たちの泌尿器科の診療についてや、担当する医師の紹介、および診療日時やご予約についてなどは以下のリンクよりお進みください。

泌尿器科の診療

泌尿器科の診察

治療や検査の方法について

医師紹介

医師紹介

私どもの医師を紹介します

予約

予約

こちらより別サイトへ…