パニック障害について

これって、パニック障害?!

パニック障害の症状の中心になっているのがパニック発作です。発作自体は病気ではなく、この発作をきっかけとしてパニック障害という心の病気が表面化します。

心臓がドキドキする

心臓が破裂しそう、口から飛び出しそうなど、単に心臓がドキドキするという表現では生易しいと感じる激しい動悸や心悸亢進。

汗が出る

暑さが原因ではなく、恐怖心や不安感による発汗。冷や汗。汗をかくこと自体が恐怖心や不安感を増長させる。

全身や手足が震える

自分の意思とは関係なく体が震える。体がけいれんするように、ガクガクと動き出す。その場で立っていられなくなる。

呼吸が早まって息苦しい

呼吸が速く、または荒くなって、呼吸困難な状態に。息の吸い方と吐き方が分からなくなる、息が詰まる、息切れがするなど。

窒息するような感じ

密室に入れられて呼吸ができなくなった感じ。まるで何かが喉に詰まっているかのように、窒息するのではないかという感覚。

胸が痛い

鉄板のようなもので、胸を強く押し付けられた圧迫感や、心臓をわしづかみにされたような胸痛や不快感。

強い吐き気がある

胃をつかまれたような、お腹の中がぐちゃぐちゃになったような腹部の不快感。強い吐き気に襲われ、実際に吐いてしまうことも。

めまいがする

ぐるぐると目が回るというよりも、頭がふらふらするような感じ。頭が軽くなる。気が遠くなるかもしれないと感じる。

寒気がする

体がゾクゾクして、強い寒気を感じて震えたり、反対に、体がかっかと熱くなったりする。

感覚が鈍くなる

感覚が鈍くなって、体が重い布やスポンジのようなもので覆われたように感じる。皮膚感覚が麻痺する。うずく。

非現実的に感じる

自分の体が自分のものではないように感じたり、自分が自分の体から離れて体の外にあるように感じる。

発狂するかもしれない

正気を保てないのではないか、気が変になるのではないか、自分がコントロールできなくなってしまうのではないかと感じる。

死んでしまうかも

動悸や震えなどの激しい身体症状にともなって、不安や恐怖が高まり、このまま死んでしまうかもしれないと恐怖を感じる。

パニック障害ってどんな病気?

パニック障害は、死んでしまうのではないかと思うほど強いパニック発作から始まります。

何の前触れもなく、動悸、めまい、悪寒、吐き気などの症状が、強い不安や恐怖感とともに発作(パニック発作)となって起こり、その後も間隔をおいて同じ発作を繰り返す状態を、パニック障害といいます。このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強く、自分ではコントロールできないと感じるため、いつ起こるか分からない次の発作に対する不安がどんどん高まり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。特に、電車やエレベーターなど「逃げられない」と感じる場所や人混み、頼れる人がいない状況や一人で出かけることを避けるあまり、外出ができなくなってしまうことがあります。

パニック発作以外の代表的な症状

発作を繰り返すうちに、「予期不安」や「広場恐怖」といった症状が現れるようになります。

予期不安

死を意識するような強い恐怖感をともなうパニック発作が原因で、次に起こるパニック発作を予想し、不安にとらわれてしまう。それが「予期不安」です。

あの恐ろしい発作が、いつまた起こるのだろう。次に発作が起きたときは、前よりもっと激しく、今度こそ本当に死んでしまうのではないか、気が変になってしまうのではないか、自分で自分がコントロールできなくなって、分からないうちに事故を起こして、人を傷つけたり何か大変なことをしてしまうのではないか、といった不安にとらわれてしまうのです。

広場恐怖

パニック障害にともなって発症する「広場恐怖」は、「もし逃げ場のないこんな場所、見ず知らずの人に囲まれたあんな場所で、パニック発作が起きたらどうしよう」と思うことから生まれます。広場恐怖というときの広場は、公園や空き地など広い場所だけを意味するものではありません。大通り、人込み、電車、バス、エレベーター、銀行のATMの長い行列など、周りに見ず知らずの他人がいて、自分の意思で、すぐにそこから離れることができないような場所を指します。

広場恐怖が強くなると、一人では外出できない、電車に乗れないという症状に陥り、仕事や日常生活が困難になります。広場恐怖は、外出恐怖、空間恐怖ともいわれます。

心理的な症状と身体的な症状

不安や恐怖の対象はさまざまでも、身体的症状は、どの恐怖症にも表れます。

社交不安障害は、ある特定の場面で不安や恐怖を感じてしまう、心理的な症状です。代表的なものに、スピーチ恐怖、電話恐怖、書痙、赤面恐怖、視線恐怖、対人恐怖、会食恐怖、振戦恐怖、発汗恐怖、腹鳴恐怖、排尿恐怖があり、実際には体にさまざまな反応が表れます。動悸、めまい、発汗、手足のふるえ、赤面、青ざめる、声が出ない、声が震える、口の渇き、息苦しい、頭の中が真っ白になる、吐き気、尿が近い・出ないなどです。

ただし、電話恐怖の人が緊張から紅潮する場合もありますし、赤面恐怖の人がめまいや動悸に襲われる場合もあります。身体的症状は、どの恐怖症にも表れるものです。

様々な不安障害

パニック障害は不安障害のひとつです。不安は誰もがもっている感情です。しかし、日常生活に支障をきたすような場合は、医師に診てもらうようとよいでしょう。

・全般性不安障害
・外傷後ストレス障害

他に考えられる病気、合併しやすい病気

パニック発作を起こした場合、ほとんどの人は何かの病気の兆候と思って病院に診察を受けに行くはずです。まずは自分の状態を正しく認識することが大切です。

・心臓神経症 ・不安神経症
・自律神経失調症 ・メニエール病
・狭心症 ・発作性頻拍症
・側頭葉てんかん ・褐色細胞腫
・憎帽弁逸脱症 ・過換気症候群
・期外収縮 ・バセドウ病
・低血糖 ・うつ病 ・アルコール依存症 など

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