認知症の発症リスクを血液検査でクリニックにて測定(MCIスクリーニング検査・APOE遺伝子検査)

MCIスクリーニング検査

軽度認知障害のリスクを判定

アルツハイマー型認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)のリスクを判定する血液検査です。

MCIスクリーニング検査

20,000円(税別)
  • 保険外診療となります。
  • 1回目受診日(診察+検査)、2回目受診日(診察+結果)を含んだ料金です。

こんな方にオススメ!

・最近、物忘れが増えてきた
・肥満や糖尿病など生活習慣病の恐れがある
・ご両親やご家族のようすが
少し変わった気がする

・40代以上の方(特に60才以上の方に◎)

軽度認知障害は
認知症予備軍

軽度認知障害は健常者と認知症の中間の段階を示す、いわば「認知症予備軍」。そのまま過ごすと、約5年でその半数以上が認知症に進行するといわれています。

ただし近年、軽度認知障害の段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができることが、さまざまな研究で明らかになっています。

3つのタンパク質の
血中濃度を測定

認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症は、アミロイドβペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。その蓄積は、発症の20~25年前から始まり、徐々に進行することが知られています。

アルツハイマー発症までの経緯
アルツハイマー発症までの経緯

MCIスクリーニング検査では、アミロイドβペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質(ApoA1、C3、TTR)の血中濃度を測定し、MCIのリスクを判定します。

D判定なら二次的検査を

判定結果は以下のように示されます。

MCIスクリーニング検査判定結果サンプル
MCIスクリーニング検査判定結果サンプル

判定結果は、A~Dの4段階で示されます。また結果により、推奨される次の検査時期が異なります。

MCIリスク
MCIリスク

・A判定=年に1回の検査をおすすめします
・B、C判定=半年に1回の検査をおすすめします
・D判定=専門医による詳細な二次的検査をおすすめします

*判定によってはMRI撮影をお勧めします

APOE遺伝子検査

先天的リスクがわかります

アルツハイマー型認知症発症への関係が示唆されている遺伝子(ε4=イプシロン4)を持っているかを調べる血液検査です。MCIスクリーニング検査が後天的リスクの判定であるのに対し、APOE遺伝子検査は先天的リスクを判定します。

APOE遺伝子検査

15,000円(税別)
  • 保険外診療となります。
  • 1回目受診日(診察+検査)、2回目受診日(診察+結果)を含んだ料金です。

発症に関係する
遺伝子を判定

アルツハイマー型認知症や高齢者の認知機能低下に関与するといわれている重要な遺伝子の1つに「アポリポ蛋白E(apoE)をコードとする遺伝子」=APOE遺伝子があります。

APOE遺伝子にはε2、ε3、ε4の3種類の型があり、両親から1つずつ受け継いで2つ一組で遺伝子型を構成しているのですが、ε4をまったく持たない遺伝子型に対して、ε4を1つ以上持っている遺伝子型は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高いといわれています。

判定結果

判定結果は以下のように示されます。

APOE遺伝子検査結果
APOE遺伝子検査結果

ε4によるアルツハイマー型認知症発症への影響

・ε4を1つ持つ方…約3倍
・ε4を2つ持つ方…約12倍

※出典:Hsiung,G.Y., Sadovnick,A.D.,Alzheimers Dement.2007より改変

ただし当検査は、将来の発症の有無を判定するものではありません。ε4を持っていたとしても、必ずしも発症するわけではありません。

各検査について

MCIスクリーニング検査とAPOE遺伝子検査をご希望される患者様へ、以下の注意事項等を必ずお読み下さいますようお願い申し上げます。患者様にご不便をおかけする事ないよう努めてまいります。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
・お電話にてご予約ください。
・検査は少量の採血のみです。
・結果が出るまで2~3週間程度かかります。
・すでに認知症と診断されている方は検査対象外となります。
以下に該当する方は検査結果に影響する場合があります

  1. 自己免疫性疾患をお持ちの方(急性肝障害・腎障害、自己免疫性腎疾患など)
  2. 肝硬変をお持ちの方
  3. 重度の栄養不良の方(ダイエットを行っている方も含みます)

お電話

お電話で以下の者にお尋ねください

担当:比留間、渡辺

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