双極性障害について

これって、そう(躁)?うつ?

ここ最近続いていたうつ状態が、うそのようにすっきりと晴れ、突然やる気がみなぎったり、明らかに活動的になった場合は、うつ病ではなく、双極性障害の疑いがあります。

【躁状態の症状】

大丈夫、任せて!

根拠のない自信に満ちている、とてつもなく大きなことを成し遂げたかのような自信を感じる

全然眠くない!

寝なくても活動的でいられる、睡眠時間3時間以下でもしっかり休んだと感じる

私の話を聞いて!

しゃべり続ける、人の意見を聞かない、初対面の人にやたらと声をかける

アイデアがいっぱい!

やりたいことや新しいアイデアが次々に浮かぶが、どれも実現できない

あれもこれも!

興味が次々に移る、気が散ってしまいひとつのことに集中して取り組めない

がんばるぞ!

仕事、勉強、男女交際などに積極的になる

ええい、やっちゃえ!

衝動的に高額な買い物をする、危険な投資や事業計画に手を出す、性的に奔放になる

【うつ状態の症状】

うつ病について」をご参照ください

双極性障害ってどんな病気?

いわゆる「躁うつ病」。活動的になる躁状態とやる気の起きないうつ状態が交互に現れる病気です。

一般には「躁うつ病」として知られてきた気分障害のひとつが双極性障害です。その名のとおり、気分が落ち込んでいるうつ状態と、反対に気分が異常に高揚している躁状態が、代わる代わる現れます。

一見すると、躁状態ばかりが続いているようでも、躁状態がいつまでも持続することは決してなく、躁状態の反動で、必ずうつ症状が出てきます。

うつ病は、本人がそれにかかっていることを自覚しにくく、また、周囲の人たちも病気だということを見落としがちです。

それに対し、周囲の人たちが、「ちょっとおかしいんじゃないか、病気かもしれない」と気づきやすいのが双極性障害の特徴です。うつから躁へ、躁からうつへと振れるので、前に会ったときとは別人のようになっていることもあります。そのため、明らかに病気であることが一般の人にも理解しやすいようです。

ただし、自分が病気だとはなかなか気づかず、病気だとは認めようとしないのは、他のうつ病と同様です。

  • 鬱状態
  • 躁状態

難しい双極性障害の診断

うつ病と診断されていた方のなかには、
実は双極性障害だったという場合もあります。

双極性障害は、これまでは100人に1人程度しかかからない病気で、うつ病に比べれば10分の1以下の発症率とみられてきました。しかし近年、双極性うつ病(躁状態が比較的軽い双極性Ⅱ型障害のうつ状態のときをこう呼びます)の患者数が増加の傾向にあります。

一般のうつ病と、双極性うつ病を見分けるのは非常に困難です。それは、軽度の躁状態に陥っているのを、うつ状態が改善されているものと見誤ることが多いからです。本人も、うつ状態のあと躁状態に陥っているという認識がなく、「今日は少し調子がいいみたい」と思い込んでいたりします。

長年、うつ病と診断されていた患者さんが、じつは双極性うつ病であることも少なくありません。うつ病を何度も繰り返すうちに、躁状態が出てきて、途中から双極性うつ病になってしまう場合もあります。

正しい診断と治療が重要

間違った診断による薬物療法で、
難治性患者になってしまうことも

しかし、双極性障害と躁状態のない普通のうつ病(大うつ病障害)は、まったく別の病気です。よって双極性障害をうつ病と診断ミスしてしまうと、取返しのつかない事態を招く恐れがあります。それはなぜか。治療薬がまったく違うからです。そして、間違った治療薬の服用期間が長く経過していると、薬剤の効果が現れにくい難治性患者になっていることが少なくないということも、当クリニックの臨床経験から明らかになっています。

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