『パーソナリティ障害』をテーマとして牛島定信先生の無料講演会が開催されました。パーソナリティ障害の歴史的な定義や成り立ち、タイプや特徴、構造、治療、思春期の発達からくる問題などについて事例を交えて丁寧にお話下さり、大変ご好評をいただきました。
質疑応答では、
- アダルトチルドレンについて
- 思春期に受けたトラウマが何十年も人生に影響を与えるのかどうか
ご質問いただき、具体的な事例をあげて詳しくご回答をいただきました。非常に沢山の皆様にご参加いただきまして、有難うございました。終了後のアンケートにご記入頂いた感想を紹介いたします。
<参加者のご感想>
- パーソナリティ障害についての認識をあらたにすることができました。家族にも伝え、役立てたいと思います。
- 知らなかったことが分かり、大変勉強になりました。
- パーソナリティ障害に対する考え方が少し拡がったように思います。子どもから大人に変わっていく不安定な時期と、パーソナリティ障害の激しい症状が重なる様に思われました。
- 本当に勉強になりました。その人に向き合うこと、認めることが大切だと感じました。就労支援員として何が出来るか、今一度考えてみます。
- パーソナリティ障害の成り立ちについて初めて知りました。思春期が影響すること、大人になる上でのさまたげになっていることを学ぶことができました。色んな種類のパーソナリティ障害について、もっと詳しく聞く機会がありましたら幸いです。
- とても、勉強になりました。自分で、自分のことを嫌うことがあり、幼少期の軽いトラウマが原因を分かり、対処の仕方も分かったので、とても良かったと思います。
- パーソナリティ障害の代理症の中、周りの関わりとの関係との不安、周りの問題で気づいていくと乗り越えていけることを教えられました。
- 事例も踏まえた講演内容でとても分かりやすい内容でした。
★次回の無料講演会は、12月15日(金)13:30〜14:30(当院にて)
内山知子先生による『がんとこころの関係(第2回)』の講演です。
事前のお電話による申し込みを受け付けております。皆様のご参加をお待ちしております!